おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『あなたと世界をつなげる専門家』、子育て・教育ドクターのMasamiです。
あなたは、”自分で目標を決めて向かっていく”ことは得意ですか?
実はこの部分、日本人が苦手としている分野なのです。
目次
日本人は、比較的”型にはまる”ことが得意です。
それは、戦後の高度成長期の教育などが関係しています。
戦後、何にもモノがなくなってしまった時代。
ガッツと熱意を持って、高度成長期を迎えた日本では、言われたことをやり、同じものを大量生産することが求められました。
そのため、
「ここに向かっていくぞー!」「オー!!」
と、決められた(すでに決まっている)目標に向かって突き進んでいく力が求められましたし、そのような教育がなされてきました。
だからこそ、型にはまるのが得意なのです。
しかし、その反面、”自分で考える”ということが苦手。
だって上が決めたことに従っていれば、それで生きていけたので、自分でゴールを設定することもなければ、考える必要がなかったのです。
誰かが決めたくれた、あらかじめ決まっているゴールがないと、どこに向かっていったらよいのか分からない・・・力が発揮できないのです。
そしてその教育・考え方は現代にも根強く残っています。
一方、グローバルで活躍している人は、だれかに言われたゴールに向かうのではなく、自分でゴール(=目標)そのものを決めることが得意です。
”どこに向かっていくのか”ということを、自分で設定し、それに向かって設計していくことができるのです。
ようするに、自分で考えて物事をなすことが得意なのです。
つまり、誰かに敷かれたレールを歩むのではなく、
”自分の人生は自分が好きなように生きる、自分が決める!”
というマインドを強く持っているということもできます。
どちらが”良い・悪い”というのではありません。
しかし、これからは日本国内でも、外国人と職を争うことになる日本。
その中で生き残ったり、世界へ出て、グローバルに活躍するためには、”誰かが決めたことをやりぬく力”だけではなく、”自分でゴール=目標を設定していくことの出来る力”も兼ね備える必要があります。
そして、
『言われたことをしっかりやり遂げることの出来る日本人は、自分でゴールを設定する力を身に付けたら最強だ!オールマイティーになれる!』
と私は確信しています。
そのためには、日ごろから、自分がどうしたいのか、子どもがどうしていきたいのかを考えさせる機会をたくさんもっていてください。
くれぐれも、親の考えを押し付けないようにしてくださいね!
子ども&あなたの可能性は無限大!
※「具体的にどうしたらいいの?」「どんな風に子どもに接するのが良いの?」とモヤッとした方。
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Category マナー . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 2017.09.05