おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『あなたと世界をつなげる専門家』、子育て・教育ドクターのMasamiです。
教育は子どもにとっても大人にとっても重要なもの。
しかし、教育っていったいどういうことなのか、考えたことがありますか?
『教え、育てる』
これをするには、放棄してはいけない力があります。
それは・・・
目次
『教え、育てる=教育』には、教える側が考える力を放棄しないということが必要。
よく、”自分はもう十分な知識と経験あるから”と考える力を放棄して、相手に教育をしようとする人がいます。
しかし、それは本当の意味での教育にはなりえません。
教える側にはもちろん、知識や経験も必要。
けれど、それにあぐらをかいていては、自分の成長も見込めないし、教える相手にしっかりと伝わっているのかどうかも分からなくなってしまうからです。
・どこにつまづいているのか
・どうやったら伝わるのか
など、教える側も常に考えておくことが”より良い教育”に繋がるのです。
また、こと子どもの教育においては、”先生に任せておけばよい”という考え方も危険。
例えば・・・
先生の中には、ちょっとした場面(1面だけ)を切り取って、「この子はこういう子だからこうした方がいい!」と断言してしまう先生もいます。
そして、100%先生の言うことを信じ、”うちの子はこういう子なのね!”と思い込んでしまう方がいます。
もちろん、信頼してもらっているのはありがたいことですし、園やスクールにいる間の様子のことは、信じていただいて結構ですが、その子の性格や能力を”これだ!”と決めつけてしまうことは、かえってその子の才能を潰していることにも繋がるのです。
園やスクールでの姿と家庭での姿は違うはず。
”アドバイス”という意味で受け取ることは良いですが、「先生がそういうなら、こうなのよね」となんでも信じてしまうことは、親であるあなた自身が子どものことを考えることを放棄しているのと同じことなのです。
私は教育とは家庭(親)と社会(先生など)が二人三脚で行うものだと思っています。
『家庭での姿はこう。
園やスクールでの姿はこう。
それを掛け合わせて、その子にとって一番良い方向へ一緒に向かわせてあげましょう』
というのが教育のあるべき姿だと思うのです。
いわゆる二人三脚、共同作業です。
どちらかの言い分が100%正しいなんてことはありません。
そんなに簡単に人間がわかったら、迷うことも自分探しをすることもありませんよね。
子どもはいろんな面を持っています。
もちろん、ある程度は「こういう子。得意なことは〇〇で苦手なことは△△」というのはありますが、100%その通りに成長するわけではありません。
会う人や場所、状況によって、それぞれ違う面を見せているのです。
1面だけを切り取るのではなく、家庭・先生(などの社会)が協力して、自分側からでは見えない子どもの面を補いあって、その子にとって一番よい道や方法を示してあげるのが”本来の教育のあり方”だと私は思います。
子どもの1面だけを見て安心するのではなく、いろんな方向からいろんな面を見つけてあげてくださいね!
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category 専門家コラム . 発達 . 親と子のコミュニケーション 2017.08.09