おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳”と”ココロ力”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
さて、昨日に引き続き、今日もある記事の話題を。
それは、東洋経済の「女性が直面する「稼ぐほど結婚できない」現実」という記事。
”バリバリ働く女性の結婚が難しい理由”を記事にしているのですが・・・
目次
記事によると、
「女性は”上方婚”を求める傾向にあり、自分よりも学歴も収入も上の男性と結婚したがる傾向が強く、バリバリ働いて稼ぐ女性になると、男性のハードルがさらに高く、厳しくなるから」
というのが結婚できない1つの要因としてあげられています。
また、
「「結婚したい」「子どもを産みたい」と思っている働く女性は大勢いるが、バリバリ働く女性であればあるほど、仕事の優先順位を下げてまで結婚に貪欲に突き進むモチベーションが喚起されないのではないか。」
「現在、政府が掲げる「女性が活躍する社会」が実現すると、皮肉にも生涯未婚の女性が増大することになるのでは? そう思わざるをえない。」
とあります。
そう、まさに本当に結婚できない理由がココにあるのです!
”女性が活躍すると、生涯未婚率が増えるのではないか、仕事の優先順位を下げてまで結婚に貪欲に突き進むモチベーションが喚起されないのではないか”
結婚したい、子どもを産みたいと思っている女性は本当に多いです。
それなのに、記事のように結婚に対するモチベーションが喚起されないのはなぜなのか?
それは、社会が『結婚・出産か仕事かのどちらかにしなさい』と決めてしまっているからです。
仮に育児休暇を得て復帰しても、以前とまったく同じような仕事環境(仕事内容、給与、キャリア)を得るのは、今の日本社会(企業)では難しいのが現実です。
また、まだまだ女性に育児の負担が多いというのもあります。
なぜ、結婚・出産も仕事も”両方”とってはいけないのでしょうか?
きちんと社会が両方の環境を整えなければ、記事の通り、女性が活躍すると生涯未婚率が上がっていくという皮肉な結果になるのは明白です。
私は、日本の豊かさは女性にかかっているといっても過言ではないと思っています。
女性はマルチタスクなため、様々なことを同時に行えるエネルギーを持っています。
女性視点で考えられたものは売れるという事実もあります。
女性が活き活きと働けることが、これからの社会に必要なことは言うまでもありませんが、”仕事もするけれども子どもも産みたい、結婚したい”という気持ちをないがしろにしてはいけません。
これからの日本の豊かさは、女性が自分の生きたいように生きられる環境を整えることが鍵になってくるのです。
記事の最後は、こう締めくくられています。
「幸せになるために、一生懸命勉強して、いい会社に就職して、仕事でも成果を出せば出すほど、女性が結婚から遠のいていくのです。もちろん、幸せの形はさまざまですが、仮にいつか結婚したいと思っていたとしたら、いったい何の罰ゲームでしょうか? 一生懸命働く女性が、その働く意欲のために、結婚という道を閉ざされてしまうのだとしたら残念でなりません。」
せかいくは、世の中のすべての女性に、仕事も結婚も出産も、その他、やりたいことはなに1つ、諦めて欲しくはありません。
もちろん、結婚するしないは自由ですが、したいと思っているのにあきらめざるを得ない世の中(環境)ではいけないのです。
そのために、社会や企業の環境を整え、本当の意味で誰もが輝ける社会の実現を目指します。
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category 専門家コラム 2017.06.14