おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳”と”ココロ力”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
先日、「最近は、親が子どもとの距離感がよくわかっていない」という記事を書きました。
過去記事:「子どもとの距離感が分からない!適切なのはどのくらい?」
この前、友人と話をしていた時にも、その話題が上りました。
あなたは子どもが巣立った後、どのように生活しているのか、イメージが湧きますか?
目次
最近の日本の子育て傾向をみると、「本当に親と子どもの距離感が近いなぁ・・・」と感じます。
”友だち親子”というのもその傾向の一種だし、”モンスターペアレンツ”というのもそうですよね。
子どもが生まれると、夫婦の時間よりも子どもを優先する。
自分の時間よりも子どものことを優先させなくてはいけない。
もちろん、子どもを大切にするのは当たり前のこと。
が、日本は”子ども一直線”になり過ぎてしまっているのです。
いつまでも”子ども一直線”でいると、様々が問題が起ります。
・育児ストレスからの虐待
・子どもを叱れずに家庭内暴力に繋がる
・子育て燃え尽き症候群
などなど、親子の距離が近すぎるというのも考えもの。
お互いにとって適切な距離ってあるものです。
そして、あなたに今子どもがいても、その子は遅かれ早かれ、必ず巣立つものです。
今まで子どもに注いでいたパワーが、なくなる時がくるのです。
そうなった時の(子どもが巣立ったあとの)生活イメージは持つことが出来ていますか?
あなたはどんなことをして楽しんでいるでしょうか?
”子どもが巣立った後のイメージがわかない”
というあなたは要注意。
子どもにパワーを注ぎすぎて、うまく親子の距離を保てていない可能性があります。
あなたの人生は、いつだってあなたが主役なのです。
今は子どもにパワーを注ぐ時期ではありますが、子どもがあなたの人生を背負うわけではありません。
あなたの人生はあなたのもの。
子どもが巣立ったあとの生活イメージを持つことは、”いつだってあなたの人生の主役はあなただ”と思い出させてくれます。
すると、不思議と子どもとも適切な距離感を持って接することができ、親子関係が良好になっていくのです。
今、イメージがわかないという方は、子どもへのパワーを少しづつ、自分へと注いでみましょう。
好きなものを食べる、好きな映画をみるという小さな野望からで良い。
そして、自分の好きなこと・やりたいこと・趣味を見つけられたらなお良い。
自分を楽しませることを恐れないでください。
あなたが楽しんでいる姿を見せることが、子どもにとっても素晴らしい教育になるのですから。
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2017.06.08