おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳”と”ココロ力”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
幼少期の頃は、子どものことを受け入れ、”どんなあなたも愛してるよ!”とまるごとの愛情を与えることが、子どもの発達にとってとても重要。
けれど、子どもが大きくなるにつれ、親にはもう1つの役割がでてきます。
その役割とは・・・?
目次
子どもが中学、高校、大学・・・など、次のステージへ行く時に必ず通る道。
それが、”進路”ですよね。
どこの学校へ行くか、何を学ぶか、国内なのか海外なのか・・・
子どもが幼少期の頃は、親が園を選ぶことが多いのですが、成長するにつれ、子どもたち自身で進路ややりたいことを見つけだし、進んでいきます。
その過程で、100%親と子ども自身が納得する道に進むことはまずないと思います。
多かれ少なかれ、必ず”親VS子ども”という構図は経験することになります。
子どもにとっては、「うちの親って自分のすることになんでも反対する!」と不満に思うものですが、実はそれこそが、親の大切な役割なのです。
親の役割の1つは、子どもが次のステージへいくための道を自分で選んだ時に、”反対すること”です。
もちろん、なんでもかんでも反対しろというわけではありません。
子どもは社会を知らないので、親からしてみると、「そんなの甘すぎる!」と感じる部分もあります。
そんな時、”夢だけではなく、現実を見ること、世の中そんなに甘くないこと”などを諭す意味での”反対”をすることが重要なのです。
もちろん、子どもからしてみたら不満につながりますが(笑)、親に言われて諦めるくらいなら、結局その道へ進んでも上手くはいきません。
それで不貞腐れてしまうのなら、社会の荒波に耐えることは出来ません。
つまり、親が子どもに反対をすること・抑止力になることで、子どもにとっては「それを超えてやる!」というやる気にも繋がるし、「やっぱりやめておこうかな・・・」ともう一度自分を見つめなおす機会にもなるということ。
親が最初の壁になることで、安心して社会経験の第一歩を積めるというわけです。
親は子どものために、嫌われ役も買わなくてはいけないのですね。
むしろ、自分のことにまったく反対されなければ、「本当に自分のことを大切に思ってくれているのか・・・?」と子どもは不安になるものです。
親が”いくつになっても子どもは子ども”と思うように、子どもはいくつになっても親から愛されていたいものなのです。
親の役目の1つは子どものこと(性格や好きなもの・こと)をしっかりと把握し、社会人の先輩としての立場からアドバイス・反対をすること。
けれど、子どもの本音はちょっぴり複雑。
まったく反対されないと、愛されているのか不安になるけれど、すべてに反対されると、今度は自分のことを信じてくれていない!と不安になる。
そこのバランスは、1人ひとりの子どもによって違うもの。
”自分の子はどれくらいのバランスで、どんな風に話をすればしっかりと親の思いも受け止めてもらえるのか?”
を把握するためには、幼少期からの親子のスキンシップ、コミュニケーションが鍵となります。
将来、子どもと真剣に向き合えることが出来るよう、今からしっかりとコミュニケーションをとっていってくださいね!
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category マナー . 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2017.05.02