おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
今日は昨日の続き、「目を合わせて話をする」ということをきちんと子どもにマスターしてもらうにはどうすればいいのか?をお伝えします。
過去記事:「あなたのお子さんは大丈夫?”目が合わない”子どもたち。」
学校などでよく、「話をする時は人の目を見て話しなさい」と言われたことがありますよね。
実はこれ、真実なのです。
話をする時に目が合わないということは、その話から”逃げている=理解する気がない”ということです。
(ここでいう目が合わないとは、恥ずかしがり屋さんが目を見れないから襟をみるなどということではありません。
きょろきょろしっぱなしだったり、明らかに目が全然違う方向を向いていたりということです。)
そして、そんな子どもになってしまう一番の要因が・・・親の子どもに対する話し方です。
先日の例に出した、「親を振り切って一目散に駆け出してしまった」場合。
たいていの親御さんは、子どもの片腕を捕まえ、そこから(子どもの頭の上から)「危ないから走らないの!」と注意します。
そこで、「いい?わかった!?」などと聞かれても、子どもは「うん」というだけです。
”なぜ危ないのか、何がいけなかったのか分からない=話がすり抜けていく”だけでなので、子どもの理解にはつながっていません。
このようなやり取りが繰り返されていき、”子どもは目線を合わせて話を聞く機会”を失っていきます。(自分から話したくて話す場合は別です。)
すると、いざ入園・入学してみると教育者側からは目線が合わないことでちょっぴりマークされ、親からは話が聞けない子と思われ・・・
子どもにとっては踏んだり蹴ったりですよね。
話をする時には、
『しっかり子どもを止めて、子どもの目線まで合わせて、きちんと子どもの目をみて話す』
ということが大切です。
これ、意外となあなあになってしまいがちですが、とっても重要なことなのですよ!
「目は口ほどにものをいう」
ということわざにもあるように、子どもが話を聞いている(理解している)のかいないのか、いったいどんな気持ちなのかはきちんと目を見ていれば分かります。
大人のように自分の気持ちを語れない子どもの気持ちを理解することにも”目を見ること”はとても役に立つのです。
「何度同じことをいっても子どもが理解しない、話を聞かない!」
という時には、自分がどんな風に子どもに話をしたかも振り返ってみてください。
親が子どもの目を見て話さなかったことは、どれだけ同じことを言っても「話した」カウンターには入りませんのでご注意を!
子どもの可能性は無限大!
Category 専門家コラム . 発達 . 親と子のコミュニケーション 2017.03.03