おはようございます。
乳幼児からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
今日は、「どうしても子どもが言うことを聞いてくれなくて困っている!」というママさんからのご相談。
子どもって、どうしていつも親とは反対のことをやったり、いったりするのでしょう?
遊んでいても、やらないで欲しいことをやるし、帰る時には「帰りたくない!」っていうのに、変な時に「もう帰る」と言う・・・
そんな、”もうどうしたらいいの~!?”とお困りのママに、魔法の言葉(!?)を授けます!
目次
まず、”いうことを聞かせたい!”というのはそもそも無理な話だということを理解してほしいと思います。
なぜなら、子どもとはあなたとは違う『人間』。
子どもを自分の思う通りにコントロールしよう!と思っている親御さんはいないかと思いますが、親の思い通りに生きていく子なんていないのです。
でも、危険なことをした時や悪いことをした時などは、しっかり話を聞いてくれないと困りますよね。
そんな時は・・・子どもの『生きたい・知りたい・仲間になりたい本能』を刺激するような話し方を心がけましょう。
子どもは”生きたい・知りたい”という本能から、どんなことにも興味を持ってやってみようとしたり、競争したりします。
”仲間になりたい”という本能から、親や身近にいる人のやっていることを真似しねがら、相手の気持ちに共感することを学びます。
そんな、”○○したがり”の子どもの特徴を活かし、しっかり話を聞けるようになる魔法の言葉とは・・・
その魔法の言葉とはずばり、「○○したかったね」「○○したくないよね」と子どもの気持ちにまず共感すること!!
子どもの気持ちに共感することで、子どもの”仲間”になるのです。
すると、今までちっとも話を聞けなかった子が、耳を傾けてくれるようになります。
教育熱心な方は、「きちんと言い聞かせる」ということには気を付けている方もいらっしゃると思いますが、子どもの気持ちに、”最初に”共感していますか?
まずは自分の仲間になってくれないと、なかなか話を聞いて受け入れることは出来ません。
これは大人でも同じですよね。自分の気持ちに共感してくれる人でないと、なかなか話が出来なかったり、素直に意見を受け入れられなかったりしませんか?
子どもだって、同じなのです。
まずは共感を示し、それから話をする。
すると、子どもは意外とすんなりと話を聞いてくれる=いうことを聞いてくれるのです。
魔法の言葉をまとめると・・・
「○○したかったね。でももう△△だよ。また今度にしようか?」
(例:まだ遊びたいよね。でももうお外真っ暗になっちゃうよ。ご飯の時間にもなるし、また今度遊びにこようか?)
など、子どもの気持ちに共感した後、現在の状況や次の予定、次回の提案などを伝えます。
これを繰り返していくうちに、しっかり話を聞ける力が育ちます。
ただ、「もうダメなの!」「ねぇ、もう帰ろうよ~」などと言うのではなく、共感→提案という流れを子どもに話す時にも意識してみてください。
魔法の言葉でさらに素敵な人間へと成長していくはずですよ!
子どもの可能性は無限大!
Category 専門家コラム . 発達 . 親と子のコミュニケーション 2016.06.21