子どものお手伝いで親が気を付けるべき3つの原則とは?

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昨日はお手伝いが育む、子どもの生きる力についてお伝えしました。(→「”お手伝い”が子どもの”生きる力”を育てる3つの理由とは?」

今日は、子どものお手伝いに関して、親が気を付けたい3つのポイントをお伝えします。

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親が気を付けるべき『3原則』

けれど、ただ「お手伝いをして!」というだけでは子どもたちは行ってくれません。

子どもにお手伝いの習慣をつけ、生きる力を身に付けてもらうにはどうしたらよいのでしょうか?

1.任せられる家事を作る。

お風呂掃除でも、皿洗いでもなんでも構いません。(ただし、毎日必ず行うものが好ましい。)

「これはこの子に任せても大丈夫!」と思えるものを1つは作りましょう。

任せられるまでにはたくさんの失敗もありますが、親御さんが「もういい!」とめげないようにしましょう。

2.行う時間や方法は、子どもに任せる

基本的なやり方は教えますが、”その通りにやって”ということは伝えないようにしましょう。

子どもには子どもなりに考えた”やりやすい方法”があるもの。

細かく指示を出したり、「いつやるの!?」などとやきもきせず、子どもに任せましょう。

これは責任感にも繋がってきますよ。

3.手と口を出さない

これが1番難しいことだと思います。

しかし、子どもがやらなかったり、うまくいかない結果(まだ汚れてるなど)を出したとしても、親がやってしまったり、「だから言ったでしょ!」などと言わないように注意してください。

子どもはやり直されると自尊心が傷ついてしまいます。

例えどんな結果が出ても、「ありがとう」と感謝の気持ちを述べつつ、「こうやるともっと良くなるよ」とアドバイスをするつもりで接しましょう。

子どもたちは失敗してこそ学ぶのです。

やり直しが必要であれば、子どもに見つからないようにしてくださいね。

親の忍耐も必要!

親も毎日が忙しいので、”子どもがやるよりは自分でやった方が早い!”と思う気持ちも良くわかります。

しかし、長期的に見れば、子どもが自分のことはなんでも自分でできるようになった方が良いとは思いませんか?

子どもが慣れるまでは手間がかかるかもしれませんが、

”知らないうちにいつも誰かが手をだして処理をしてくれるから、自分では何もできない(=どうなってしまうかわからない)”

という大人にはなって欲しくはないことと思います。

実際、そのような子どもたちが増えているそうです。

子どもは幼少期の成長過程の中で、”自分でやりたい・お手伝いをしたい!”という時期が必ずきますので、その時期を見逃さずに、お手伝い=家事の基本を教えてあげて下さいね。

そしてそこから、子どもの生きる力を育みましょう!

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。
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