今日は昨日の続きです。
昨日は離乳前の子どもの飲み物、特に早期果汁についてお伝えしました。
今日は、離乳後以降の幼児に適した飲み物とは?ということで、果物のジュースとアレルギーの関係についてお伝えします。
結論をいうと…ずばり、水かお茶(カフェインのない麦茶など)です!
のどが渇いたときは、水分が欲しいときです。
それなのに、糖分の入ったジュースなどを飲むと余計にのどが渇いてしまいます。
では、ジュースにどれくらいの糖分が入っているかというと…
ポカリスエットでは22.4g!
これは、一般の清涼飲料水を一缶飲むとすると、コーヒーシュガー8本分にも相当する量なのです!!
こんなに糖分が入っていれば、余計に喉が渇いてしまいますね。
これらを考えると、赤ちゃん用のイオン飲料などは、基本的には必要ないと思います。
プロのスポーツ選手は、スポーツ飲料を飲みすぎると喉が余計に渇くことを知っているので、薄めて飲んでいるそうです。
昨日もお伝えしましたが、実は、乳児期からの果物の多食が原因で果物にアレルギーが出る子どもが増えているそうです。
☆典型的な例
早期果汁からスタート
↓
乳児期に農薬が残留しやすいと言われるバナナを頻回に食べる(離乳食に使いやすいため)
↓
バナナアレルギーを起こす
↓
次にバナナに関連した果物(クリやキウイ、アボガド、ピーナッツなど)やラテックス(ゴム)にアレルギーを起こす
というパターンだそうです。
ラテックスにアレルギーを起こすようになると、多くの植物にアレルギーを起こしやすくなり、食事療法がうまくできなくなってしまいます。
また、リンゴジュースやオレンジジュースを毎日のように飲んでアレルギーを起す例も多くみられているとのこと。
オレンジジュースは、皮や種の蛋白質がジュースに含まれるため、それらにアレルギーを起こしやすくなるようです。
皮には農薬の残留があると言われ、アレルギーを起こしやすいと考えられているのです。
調べるまでは、変な言い方ですが、アレルギーとは持って生まれたものだと思っていました。
が、多食が原因でなってしまうこともあるのには驚きました。
では、野菜のジュースはどうなのか?
それはまた次回、お伝えしたいと思います!
Category 食育 2015.02.27