イイコ症候群。


みなさんは『イイコ症候群』という言葉を聞いたことはありますか?これは文字通り、”良い子”を演じずにはいられないことです。

イイコ症候群とはどんな症状なのか?なぜなってしまうのか?今日はイイコ症候群に迫ります。

まず、イイコ症候群の特徴は「親の顔色を見て過ごしている」ということです。親が嬉しそうな顔をするのを見て、”本当はやりたくないのに頑張ってやる”、逆に”本当はやりたいのにやらない”など、自分の気持ちを押し殺して親の期待に応えようとします。

当然親は「うちの子はなんてイイ子なの!」と喜びます。するとますます子どもはその期待に応えようとします。具体的には子どもらしい感情や行動をしなくなります。親の思う通りに行動するのですから、一言で言えば「大人のような子」になってしまい、目の輝きがなくなってしまいます。

そのような幼少期を過ごしているとどうなるのか・・・弊害が特に如実に表れるのは就職活動時。

就職活動では自己PRやエントリーシートを書きますよね。自分が嬉しかったこと、楽しかったこと、趣味など様々なことを記載すると思いますがそれが書けなかったり、話せなくなったりします。

なぜなら、今まで『自分の感情で動いたことがないから』です。・・・そう、”すべてが親の望むように”行動してきた子にとって、自分の意思で行動したり、自分の感情を表したりする機会が極端に少なかったために、このようなことが起こるのです。

また、大人になって自分の感情と向き合う術や、コントロールする術を知らずに感情が突然爆発してしまうこともあります。これは推測にすぎませんが、このようなケースが犯罪につながってしまうこともなきにしもあらずではないでしょうか・・・

子どもは親が大好きです。親の気を引きたい、自分を愛して欲しい。イイ子でいれば好きでいてくれる・・・そんな思いから親の期待に応えようと頑張りすぎしまい、このような症候群に陥ってしまうのです。”親からの愛情が欲しい”と必死にアピールしているのですね。その観点でいえば、問題行動(表現が適切ではないかもしれませんが)を起こす子も同じことが言えます。

親もいっぱいいっぱいな時もあるかもしれません。でも、子どもは親の所有物でも、ロボットでもありません。無理矢理コントロールさせようとするのではなく、子どもの気持ちも尊重し、寄り添いながら、自分の気持ちと摺合せて過ごしていくことが大切なのだと思います。そしてなにより、その子のありのままの姿を見てあげて下さい。表情や行動は子どもらしいですか?何か我慢したような顔をしている時はありませんか?目の輝きはいかがですか?

たまには客観的に子どもを観察してみましょう。上手に”愛してるよ”の表現が出来ない時には子どもを抱きしめてあげましょう。

それでも育児でどうしたらいいのかわからない時には誰かに頼ることが大切。我慢せず、助けて!と発信しましょう。いつでも助けに行きますよ!

お問い合わせはこちら→contact@sekaiku.com

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴12年以上。
これまで4,000人以上の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

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Category 専門家コラム 2015.02.25

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