育児と仕事。世界の取り組みと考え方。


さて、ようやく歯についてのシリーズが終了しました。歯の後はガラッと変わって育児と仕事のバランスについての世界の考え方のご紹介を。

皆さんは「モソ族」をご存知ですか?中国にいる部族なのですが、私は初めて聞いた人々でした。しかもそのモソ族の文化も初めて聞くもので、とても興味深いものでした!

なにが興味深いのかというと・・・モソ族は「女の国」だからです。この事実を知ったのはあるテレビ番組。見た方もいるかもしれません。その時のテーマが男女平等や女性がこの先子育てと仕事をどのようにとらえ、生きていくのが良いのかというもので、その中の一つとして取り上げていました。

具体的にはモソ族では”男は気配”だそう。働くのも育児をするのも女の人たちがすべて行います。その部族で一番偉いのも女性。女性は女性同士で住んでいることが多く、結婚しても通い婚で、男性には養育権もありません。子どもの面倒、仕事の分担は住んでいる女性同士で振り分けます。それを不満に思う女性はおらず、逆に若い男性が結婚したら一緒に住み、子どもを共に育てたいという程でした。(女性の方は通い婚が良いと言っていましたが・・・)

まさに日本とは逆の関係ですよね。日本では男性優位な面もまだありますが、モソ族では違います。(ちなみに世界男女平等ランキングでは日本は104位。1位はかつては不平等だと言われていたアイスランド。)

また、世界男女平等ランキング1位のアイスランドでは育児休暇は約9か月。男女が約3か月ずつ必ず交代で取得し、残りはどちらがとっても良いという制度になっています。お父さんも、育児休暇取得が義務づけられているのですね。

更に、フィリピンでは女性が出稼ぎに行くために、どの国でも通用するお手伝いさん(家政婦さんですね)を育成するための学校があるそうです。(その国ごとの民族衣装の洗濯の仕方やアイロンの仕方なども習っていました。)共働き夫婦にとってはお手伝いさんの存在がとてもありがたく、需要が増えているそうです。生徒さんはそこを卒業すると様々な国へ行って働きます。

ここで紹介したものは断片的なので一概にこれがいい!とは言えませんが、世界には国によって育児・家事・仕事に対して様々な考え方があります。

育児も家事も仕事もすべて女がやるモソ族。

育児も家事も仕事もきっちりと男女平等にこなすアイスランド。

育児や家事はお手伝いさんに任せ、仕事に集中する人々。

現在の日本の現状では女性にとっては「子どもを産み育てる」か「仕事をするか」の2つの道しか選択できないところがまだまだあると思います。どんな生き方をするかはその人の自由ですが、こんな道を歩みたい!と思った時に、その通りに進んでいける、「自由な道」を多様に用意しておくことが、これからの日本には必要ではないでしょうか。

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴12年以上。
これまで4,000人以上の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

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Category 専門家コラム 2015.02.05

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