お待たせしました! 昨日の続きです。 睡眠不足になると将来アルツハイマーになる確率が高くなったり、イライラしたり…という弊害があるとお伝えしましたが、今日はもう少し詳しく。 成長ホルモンが寝ている間に出ていることはみなさんご存じのことと思います。 しかし、遅くても眠ればいいんじゃないの?と思っているのは大間違い! 例えば夜9時半に眠ったときと11時半に眠ったときとでは、ホルモンのピーク時の量はなんと半分も違ってしまうのです! たった一夜でもこれだけの違いがでるのですから、これが続けばどれだけ子どもに影響を及ぼすのか…考えたくないですね。 では具体的にどのくらいの睡眠時間が必要なのかというと… 0歳→14~16時間 1~3歳→12~14時間 4~6歳→11~13時間 7~12歳→10~11時間 13~18歳→8~9時間 大人→7~8時間 これくらいは必要だそう。 ※ただし、乳幼児は昼寝の時間も含みます。けれど、就学前までは夜の睡眠が10時間以上は必要だそうです。 こうやって改めてみると、きちんと睡眠時間とれてるかな?と睡眠の質を見つめ直すいい機会になるかもしれませんね。 子どもはよく食べ、よく遊び、よく眠ることが仕事です。 子どもの健やかな健康のためには、充分な睡眠、正しい生活リズムが必要です。 それにより未熟な生体リズムを正し、心身の働きをコントロールする自律神経を強くしたり、成長を促すホルモンの分泌を盛んにしたりします。 生活リズムは生後4ヵ月から育ち始め、5~6歳までには完成すると言われています。 特に生後4ヵ月までに正しいリズムを習慣付けることが大切です。 ・眠る1時間前にはお風呂に入り、テレビを消して部屋を暗くする。 (更にいうと眠る2時間前にはメディアに触れないようにするとよいです。テレビや携帯などの画面は脳を覚醒させてしまう効果があります。) ・遅くとも夜9時までには眠らせるようにする。 ・なるべく毎日同じ時間に眠らせるようにする。(遅い場合は早めの時間にかえてあげましょう。) などをして、親子でのスキンシップをしながら眠りにつくまでのひとときを楽しんでください。 子どもの本音や意外な話が聞けと思いますよ 笑 子どもが早く眠ってくれると、親もその後の時間を自由に使うことができ、リフレッシュにもなります。 ぜひ、今日から睡眠を見直して、キレない子、心身ともに健康な子を育ていきましょう(*^^*) 『寝る子は育つ』ですね♪
Category 専門家コラム 2015.01.14