新年の仕事始めの週。みなさまいかがお過ごしですか?今日は体調を把握するために大切な対処法を、あるエピソードと共にお伝えしたいと思います。
それは子どものゲホゲホと止まらない咳がはじまり。
特に、昼間は出ていなくてもお昼寝中や就寝時に出ていることが多いようでした。
Aちゃんはこの1ヶ月以上、ずーっと昼寝中に咳をしていて、そのせいで眠れなかったり、吐いてしまったりすることもあります。
おうちの人に伝えると、『咳ですよね~、うちでも夜眠れないんですよ~』との回答。
病院へは…?とこちらが問うと、『行ったって治らないんですよねー、いつも同じ薬出されておしまいなので。』とのこと。
う~ん、お母さんはバリバリのキャリアウーマンでいつもお迎えが遅いので病院へ行く時間が取れないのかもしれませんが…
おうちでも咳のせいで眠れないなんてその子にとってはすごく辛いはずです。
いつもの病院であまり良くならなかったら、薬が合わないみたいで…と伝えるか、思いきって違う病院を受診しましょう。
これがセカンドオピニオンの考え方です。1つの病院へ通い続けるのではなく、いくつかの病院を知っておけば、また違った目線で診察してくれると思いますよ(*^^*)
昨今、セカンドオピニオンの存在が広くきかれるようになりましたが、これは何も大人だけのものではありません。
子どもたちにも、セカンドオピニオンの存在は大切だと思います。上手く自分で症状を伝えられない子どもたちの病気の早期発見、治療のためにも、存分にセカンドオピニオンを利用しましょう!
Category 専門家コラム 2015.01.09