”教育虐待”になっていないか。子ども本来の可能性に気づけているか・・・?

Spread the love

おはようございます。

世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『あなたと世界をつなげる専門家』、教育ドクターのMasamiです。

”教育虐待・教育ネグレクト”という言葉をご存知ですか?

これは古荘純一氏と磯崎祐介氏の著書の中に出てくる言葉です。

虐待っていうと、心理的虐待や身体的虐待などがパッと思い浮かびますが、確かに今の日本では”教育虐待”は起きているのだということを、私も実感しています。

Sponsored Link

なんだかモヤモヤ・・・それは”教育虐待”だったから!

20171010_121428

よくドラマの中でも教育熱心な親が子どもに知らず知らずのうちに負担をかけているというシーンが描かれることがありますよね。

そして現実にも、そのようなことはよく起こります。

私がインターナショナルスクールで働いていた時もそうでした。

明らかに、ここよりも日本語の環境の方が子どものために良いとこちらが感じていても、親御さん自身は気づかない。

インターナショナルスクールにいることが子どものためになると信じて疑わないからです。(親のエゴが入っている場合もありますが・・・)

たとえそれで子どもが苦しんでいても、気づかないのです。

私はこのようなことにずっとモヤモヤしていたのですが、今回の本を読んで、やっとそのモヤモヤに名前が付きました。

それが、”教育虐待”という言葉です。

教育虐待ってなあに?

yjimagefolhyj3i

教育虐待とは、一般的に言われる虐待と違って、子どもに危害を加えようとして行うものではありません。

子どもを愛しているがゆえに、大切に想うがゆえに起きるものなのです。

誰もが自分の子どもには、”〇〇になって欲しい”という想いがありますよね。

・自分で生活できる能力が身に付くように

・将来立派な人になれるように

・大きくなって困らないように

などなど。

それが”子どものため!”と思うからこそ、親自身も頑張れるのです。

でもその親の頑張りが、子どもを苦しめてしまうこともある。

それが”教育虐待”なのです。

一歩離れて子どもをみてみると・・・?

naughty-or-nice-shaping-your-childs-behavior-1500x1000

・子どものためにはこれが必要!

・この子はこれが好きだからきっとこの才能があるに違いない!

・その子はこういう性格だから私がしっかりしないと!

・・・愛する子どものため、親は一生懸命です。

そしてその一生懸命な愛情は子どもにも伝わっています。

だからこそ、子どもは親の愛情に応えようと一生懸命です。

たとえそれが、『自分にとって苦しいものであっても。』

親の期待に応えちゃうんです。だって愛されたいから。

子どものためだと親も頑張っているのに、結果的に子どもを苦しめていることになっているのだとしたら・・・

こんなに皮肉なことはありませんよね。

子ども本来の可能性も、もしかしたら見逃しているのかもしれません。

子どもに愛情を注いでいるのになんだか上手くいかない気がする・・・

そんな時は、子どもが苦しんでいないかな?とフッと一歩引いて、子どもを観てみてください。

そうすると、子どもの色んな姿が見えてきますよ。

子ども&あなたの可能性は無限大!

※「これって教育虐待になるの・・・?」「うちの子の本来の才能や可能性って・・・?」と感じたら教育ドクター

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。
Translate »