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なぜ0~6歳?

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『人間の脳は5歳までの記憶にハイジャックされている』

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これは脳科学研究に基づいて言われていることです。随分と衝撃的な言葉ですよね。

それによると、人類は5歳になるまでに身に付いた行動パターンによって動いているらしいのです。

私たちの思考の95%は既にプログラミングされた潜在意識に支配されており、物事が起きた時にも、実際に考えているわけではなく、単に「過去にこう考えたことがある」という経験をひっぱりだしているだけだというのです。

この話を聞いたとき、その通りかもしれないと思いました。というのも私自身の経験と、幼稚園教諭・保育士として働いてきた中で、いかに乳幼児期が人間の形成に大きな割合を占めるのかを実感してきたからです。

私はこれまで幼児教育業界で11年間働き、6歳までのすべての学年の子どもたちと関わってきました。その中で感じたことは、

“この時期にいかに多くの経験をするか(自分とは違う考え方・価値観に出会うか)で子どもの成長は変わってくる”ということと、“子どもたちには無限の可能性がある”

ということです。

子どもたちは実に素直で、また大人の監察官(!?)でもあります。

大人の行動をよく見ており、感情の変化にも機敏。“大人たちが自分をどう見ているか”ということをよくわかっています。

そして “見たもの・感じたことがそのままその子の学び”になります。

私が働いていた頃も、「うちの子、いつも先生の真似をしているんですよ~」と幾度となく言われ、中には私の行動、子どもたちへの対応の仕方をそっくりそのまま真似をする子もおり、「先生こんな風にしているのですね。様子がよくわかります」と笑ってお話してくださる方もいらっしゃいました。

が、私としてはドキドキ!“そんなところまで見ているの!?”と驚かされることがよくあり、自分の行動に気をつけなければ・・・と思うことがしょっちゅうありました。

また、私が子どもたちに接する時に心掛けていることのひとつに、“自分も子どもになる”ということがあります。

子どもたちはケンカを含め、他者と接することで様々な事を学びます。

自分と他人は同じではないこと、一人ひとりにそれぞれ違う気持ちがあること・・・

などなど、実に多くのことを子どもたち同士の関わりの中で学んでいるのです。

その中で子どもたちは、“「先生」という大人がいうことは正しい”と思ってしまいがちです。

けれど、先生だって間違うことはあるし、先生によって考え方や価値観は違います。

「先生もわからないよ」「どうしたらいい?」と自分も子どもたちと同じ目線に立ち、“先生を助けて!”というオーラを出して接すると、子どもたちなりに解決策を考えて、こちらが思いもよらない行動ができるのですから子どもってなんて偉大なんでしょう!

けれど、これらは子どもたち自身が多くの経験をしていないと出来ません。

一人で家にずっといたのでは出来ないし、2歳児は2歳児なりに考えてくれますが、やはり経験の多い5歳児のアイディアには及びません。

これらはすべて、その子どもたちが経験してきたことが、その子の考え・価値観の土台になっているからです。

これらの経験から、子どもは接する大人・生育環境や育つ家庭・経験の大小によって、形成される人間の基礎的な土台が違ってくると考えています。

また、子どもは大人の鏡でもあります。

大人が子どもたちをぞんざいに扱えば子どももそのように育ち、慈しんで育てれば、子どもも慈愛の心を持った子に育つのです。

まさにスポンジのように様々なことを素早く吸収していく子どもたちだからこそ、無限の可能性を感じ、この時期に多様な経験をさせてあげたいと思うのです。

もちろん、6歳までで子どもの成長が止まるわけではありませんが、何の偏見もなく、正直な目で物事を見つめ、受け入れられる時期はこの時期だけだと考えています。

悲しいかな、人間とは成長するにつれ、周囲の目や評価・損得を気にして素直で正直な目を忘れがちになってしまいます。

世界子供白書

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少し専門的な事を言いますと、「世界子供白書」によると、人間の脳は6歳までに90%完成するということがわかってきたといいます。また、

「子ども時代の初期では、親や家族やその他の成人との関係や対話が子どもの脳の発達に影響し、十分な栄養や健康や綺麗な水などの要因と同じくらい影響力を持つ。

この期間に子どもがどのように発達するかが後の学校での学業の成否を決め、青年期や成人期の性格を左右する」

ともあり、つまり、この時期にどのような経験をするかで、ほぼその人の知能も人格も決定してしまうということが、世界の標準的な考え方として認知されたというわけです。

知能の発達とは脳内のネットワークがいかに形成されるかによって決まると言われています。

脳内のネットワークを広げるためには、たくさんの刺激が必要です。

例えば、赤ちゃんはなんでも口に入れてしまいますよね。

それは、「もっと知りたい!学びたい!」という意思表示。

「これはなんだろう?」「どうするのだろう?」と自分から確かめ、脳に刺激を送っているのです。

赤ちゃんにとっては何でも初めて出会うものばかり!それは脳にとってとても刺激的で、楽しいことです。

探究反射とは

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このように、“もっとこの世界のことを知りたいよ~!”という反射を「探究反射」と言います。

人間はこの探究反射が他の動物に比べても高度に発達していると言われています。

そうでないと、高度で複雑な人間社会に対応できないからです。

何でもなめてしゃぶり、家中の引き出しをあけて物をひっくり返し、ティッシュをひたすら引っ張り出し、そこら中を走り回り、高い所に登る、狭い所に入る・・・大人からみると、いい加減にして!と思うような困った行動のほとんども、この反射によるもので、本能的な強い欲求なのです。

この欲求が強いうちに多様な経験をすることで、脳には実にたくさんの刺激が送られ、脳内のネットワークは急速に広がっていきます。

その中で、こんな考え方がある!こんな人がいる!という驚きと感動を、日本ではもちろんですが、日本を飛び出して世界で楽しみながら経験することで、その子の考え方・価値観(=心)の土台が自然と豊かになっていくのです。

どんな良い作物も、畑=土台が悪ければ実りません。

逆に畑=土台がよければ、どんな作物を植えてもたくさんの実りを結ぶことでしょう。

人間は他の動物に比べて未熟な状態で生まれてきます。

けれどだからこそ、生後に進化を終えるまでの余地が数年残されているのではないかという仮説もあります。

動物的な存在から人間的な存在に成長する過程の環境が脳の質を決め、その数年の余地が6歳前後までの期間だというのです。

もちろん仮説には過ぎませんが、自我が芽生え、自分と他者の区別をしようと、物心(世の中のことや、人の感情を理解しようとすること)を育てようとしている6歳までのこの時期に、脳が一番の成長を遂げるのは間違いないでしょう。

先人の言葉である『三つ子の魂百まで』ということわざは実に理に適っているといえます。

この時期の成長は、子どもたちにとって一生を左右するといっても良いほど重要な時期。
この時期に、せかいくで子どもたちのもつ心の畑を豊かにするお手伝いが出来ればと思っています。


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