『地球上どこへ行っても生きていける人に』

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皆さんは俳優の伊勢谷友介さんをご存じですか?

多方面で活躍している俳優さんですが、先日、伊勢谷さんのお母様のインタビュー記事を目にする機会がありました。

そこで目にした言葉や考え方にとても共感し、『せかいく』としても行っていきたいことでした。

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子育ては実験のようだった

こんな言葉を使うと良くないと思われそうですが、長いこと教職につき、たくさんの子どもたちを見てきたお母様にとって、自分の子育ては今までの集大成?というような、実験の場でもあったと言います。

実際に、幼児教育にしても、

「こんな声かけをしたら、どのように反応するだろう?」

「この遊びには興味をもつだろうか?」

などということを日々考えながら、常に子どもたち1人ひとりのことを思って接しています。

時にはこちら(保育者)の思いや予測とは反対のことが返ってくることもあります。

そこから更に、“ではこのように援助してみよう”と考える様は確かに、『実験』のようでもあります。

子どもの興味関心にとことん向き合う

お母様は、伊勢谷さんが興味をしてしたことに対して、危険や人に迷惑をかけること以外は「やめなさい」と言ったことがないそうです。

中でも、ゴキブリほいほいにかかっているゴキブリを観察していた息子さんに、虫眼鏡を渡したというエピソードには驚きました!

私も同じことができるかと言うと…正直難しいでしょう。

子どもの興味関心に『とことん』向き合うのは、難しいものだなと考えさせられました。

地球上どこへ行っても生きていける人に

せかいくとして1番共感したのはこの言葉。

『地球上どこへ行っても生きていける人になってほしい』

ということです。

それには、共通語である英語を話せるようになることも大切ですが、それよりも、決めつけや偏見の芽を育てず、多様な価値観を認められることが何よりも大切です。

大人になってから自分の考え方を変えるのは容易なことではありません。

だからこそ、これから考え方を育てていく乳幼児の頃に、どれだけ『多くの考え方=価値観』に触れさせてあげるか、『それを咀嚼して自分の糧にする力』が、『地球上どこへ行っても生きていける人=グローバル』になるためには大切なのではないかと私は思うのです。

まとめ

グローバルの波にのるには英語をネイティブのように話せれば良いと感じている保護者は日本にはまだまだたくさんいると感じています。

しかし、繰り返しになりますが、言語は『あくまでもツールの1つ』。

言語の先にあるもの、育てるべきことをしっかりと育ててあげることが、真のグローバルへの道なのです。

※伊勢谷さんの記事はこちら。ぜひ1度読んでみて下さいね。

「息子のあだ名は”興味の人”だった」俳優 伊勢谷友介氏の母が振り返る、子どもの才能の磨き方

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。
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