土いじりにも意味がある!土が人間にもたらしてくれる3つの効果。

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みなさまこんにちは!

GWはいかがお過ごしでしょうか?今日は昨日の続き。

幼児期から土に触れることは必須だということは、昨日述べた通りです。また、大人になってからも、土に触れる機会はとても重要なのです。

では、それはなぜ良いのか?土がもたらしてくれる効果をご紹介していきたいと思います。

効果その1. 健康になる

現代人は慢性的に運動不足になっています。

なおかつ本能的にお腹一杯食べたいと いう欲求があるため、肥満になりやすく、その事が原因で糖 尿病等の成人病が増えているのも事実です。そんな中、農作業は人間の五体を駆使し、労働するため、運動 不足を解消する効果があります。

また、土を扱う所は日光に当たることが多 く、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが 作られ、骨を丈夫にしていきます。

効果その2. 五感(視 覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚)が刺激され、 総合的な感受性が育成される

この感性 が個性を生み、他者に対する洞察力として働 いてきます。

また、この感性が人間社会の中で根を張る原動力にもなってくるのです。

効果その3. 認知症防止に役立つ

認知症の原因はまだ完全に解明されていませんが、人 間の物を感じ取る五感(センサー)と、大脳 の認識力と指令力、および手足等の運動器官 の三者の連携プレイがうまく働かなくなる事も原因の一つとして考えられています。

人類の生命を維持発展してきた農耕は、大 脳・五感・五体(運動器官)を働かせる格好の訓練の場ととらえられ、それらが総合的に 鍛えられるのです。

いかがでしたか?

こんなに大きな効果があるなんで驚きですよね。土との触れ合いは、人間の生命活動維持発展のためになくてはならないといっても過言ではないのかもしれません。

現代では、土との関係を保持しなくとも暮らせる世の中になりました 。

しかし、だからこそ積極的に土に関わり、土を通して育つことが大切なのではないでしょうか。

このGWにはぜひ、土に触れられる体験を、親子で楽しんでみませんか?

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 専門家コラム . 発達 2015.05.04

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