海外現地インターナショナルスクール育ちは○○が出来ない!?幼少期から差が出る習慣の違い!

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おはようございます。

乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。

私が働いていたインターナショナルスクールは、すべて英語で進みながらも、日本人としての習慣も大切にし、卒園後は日本の小学校への進学を目標にしているスクールでした。

そこへは、年度途中で海外転勤を終え、日本に帰国してきたお子さんも転入することが年に何回かあるのですが・・・

海外の現地校へ通っていた子は、必ずといっていいほど、○○が難しいことを発見したのです!

その○○とは・・・?

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アメリカ、インド、インドネシアなどの国からの帰国・・・日本で苦戦する○○すること!

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途中で転入してくる、海外のインターナショナルスクールに通っていた日本の子どもたち。

アメリカ、インド、インドネシア・・・と様々な国で生まれ、育ってきた子どもたちが苦戦すること。

それは・・・イスの座り方!

日本の幼稚園では、年少さんから「イスにきちんと座ること」を教えています。

”おへそとテーブルは仲良しにして座ろうね”

”足をテーブルの中にいれて、まっすぐ座ろうね”

”席を立つときはイスをテーブルの中にしまおうね”

などなど、イスの座り方については工作をする時、食事をする時などその都度”きちんと座れているか”を確認しています。

これは、日本だけではなく、世界的なマナーな観点からも、大切なことだと思うからです。

しかし、海外から帰国してきた子は、これが出来ない子が多いのです!

なぜそうなる!?衝撃的なイスの座り方。

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実際、帰国組の子どもたちのイスの座り方を見てみると・・・

・イスが曲がって変な方向に向かいている

・テーブルとの間が空きすぎて食事がほぼ犬食いみたいになっている(むしろ食べずらいと思うのですが・・・)

・体と足の向きがとんでもないことになって、ねじれて座っている(体は痛くないのだろうか・・・)

などなど、”正直ここまで!?”と思う状態です。

そしてこれが・・・何度伝えても直らない!!

伝えた直後は直しても、わずか2、3分後には元の状態に・・・

もちろん、家庭の生活状況や子どもの性格によっても違いはありますが、きちんと座っている子とは、わずか3歳でこれほどまでに差が出てきてしまうのです。

これでいいのか、日本人!?これでいいのかグローバル!?

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何度伝えても直らないということは、”海外のインターナショナルスクールではイスの座り方や扱い方について、ほぼ何も言われてこなかった”ということでしょう。

実際、ネイティブの先生たちを見ていても、そこまでイスの座り方に関して気にしていないようです。

”大人になったら自然にできるようになる”

”日本人は細かすぎる”

と思うのでしょうか?

しかし、前回の記事でもお話したように、”小さいころから物事を細かく丁寧に、きちんとできること”が日本人としての文化・価値観の1つでもあります。

過去記事:「海外生活経験者に増える、”日本人なのに日本人ではない”大人たち。」

(”そんなに細かくできないし!”と思った方、海外をみると”自分はなんて丁寧に細かくできるのだろう!”と思うこと間違いなしですよ。)

そして、「大人になってから急に今までの習慣を変えることは難しいと思うからこそ、子どもの時から習慣づけよう」という意識があるのです。

もちろん、イスの座り方1つで、笑わせてもらったり、文化の違いを感じさせてくれたりと学びもたくさんありますが、”日本で育つ日本人”になるのなら、日本人としての文化的習慣を身に付けた方が、グローバルで活躍することに早く繋がることを覚えていてくださいね!

子どもの可能性は無限大!

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。
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