日本人は擬人化好き!?ご飯を食べない時の対処法からみる、日本と海外の違いとは!?

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おはようございます。

乳幼児からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。

「子どもにはいろんな味を知ってもらいたい!」

「なんでも食べてもらいたい!」

このように思うの親御さんも多いかと思います。

子どもがなかなか食べない時、なにかの拍子に泣いてぐずって食べられないとき、どのような声掛けをするでしょうか?

実はその声掛けの中にも、日本ならではの文化が潜んでいるのです!

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食べたくないなら無理に食べなくてもOK!なのが海外スタイル。

子どもがなかなかご飯を食べない時・・・

外国人の先生はどのように声をかけるのかと言うと、実は「あまり声掛けをしない」というスタイルが一般的。

もちろん、「美味しいよ~」「頑張って食べてみたら~?」などの声掛けはありますが、基本的には(良い意味で)放っておきます。

上記以外の声掛けはあまりしません。

そして、例え食べていなくても、時間になったら”はい、おしまい!”と片付けさせるのです。

これ、日本人としてはちょっと物足りない光景。

”本当はもっと食べられるのにな~”

””これとこれを食べたらおしまいにしよっか!”など、具体的な声掛けをしてみたらいいのに・・・”

などと感じることもあるくらい、”食”に対して淡泊な様子が見られます。

食事をどれだけとるかも、”自分(子ども)の責任!”という意識が強いのかもしれません。

日本スタイルは擬人化が好き!?食事の時にも擬人化している!

さて、対する日本スタイルはというと・・・

「Aくんのお腹がごはん食べたいって言ってるよ」

「にんじんさんがBちゃんのお腹に入って仲良くしたいんだって」

などという声掛けを自然にしていることが多くありませんか??

・・・そう!私たち日本人は『擬人化が大好き』なのです!

これは食事の時以外でも、見られます。

子どもが物に乱暴にあたった時→「イスさんが痛いって言ってるよ」

指をかむなどをした時→「おねえさんゆびさんが痛いって言ってるからやめようね」

などなど、なんにでも意思を持った1人(?)の人格として話をしています。

この光景、実はどの国の外国人の先生にも、見られない対応なのです!

(外国人の先生はもっと現実的に叱ります。擬人化はしないのです。)

日本人には小さい時から『八百万の神』の文化が根付いている!

なぜ、日本人だけがこのような対応をするのかというと、「あらゆるものに神々が宿る」という『八百万の神』の文化が、日本人の根底に根付いているからだと思うのです。

子どもへの食事の対応を見ていても、我々日本人の中にある”日本の文化”を再発見・再認識できることは、様々な国の先生方と触れ合っていて、とても面白いなぁと感じる一面です。

外国スタイル、日本スタイル、どちらが良い・悪いというわけではないですが、日本人の心の中にある文化をふとした時に発見し、親子で楽しめると素敵ですね。

それがグローバルへの1歩にもなりますよ!

子どもの可能性は無限大!

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 世界の文化 . 専門家コラム . 食育 2016.08.16

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