持ち物すべてに名前を書くべき2つの理由とは?

Spread the love

来週は入園式や入学式があり、いよいよ新生活がスタートしますね。

新年度に辺り、とても大変なのが…新年度準備!
必要なものリストを渡され「こんなにあるの!?」と驚いた方も多いかと思います。

そして幼稚園などで更に驚かれるのが…「すべての持ち物に名前を書いてください」ということ。

「クレヨン一本一本にも名前を書いてください」
「靴下1つひとつに名前を書いてください」

という記載もあり、ここまでするの!?と思われた方も多いかと思いますが…

この名前を書いてくださいというお願い、保育者としてはとーっても切実な願いなのです。

その理由は…

1.落とし物が多すぎる!

2.トラブルに繋がる

この2つが大きな理由。

1.の落とし物が多すぎる!の落とし物第一位は…

ハンカチ。
年間で50枚以上は落とし物として、職員室に届きます。

次に多いのがキーホルダー。

カバンの目印程度でお願いしていますが、流行もあり、ほとんどの子が同じものをしている時があります。
「これボクの!」「ワタシの!」となることもしばしば…

これが2.のトラブルに繋がるケースです。

また、靴や衣服も似たようなものを持っていることが多いため、「うちのじゃないんですけど…」ということから、ひどいケースだと、保護者間のトラブルに繋がってしまうことがあります。

クレヨンも、なくなれば保護者に購入してもらいますので、「まだ使えたのに名前がなくて誰のかわからなくなり、購入した」ではもったいないですよね?

以外と多い、『名無しのトラブル』。

“これぐらい大丈夫よね?”

と思わず、園生活をスムーズに過ごすためにも、持ち物すべてに名前を書きましょう!

最初は大変かもしれませんが、これだけで、保育者にとっても保護者にとっても、大分ストレスなく園生活が送れますよ(*^^*)

また、名前が途中で消えてしまうことも多くあります。

新年度だけではなく、ぜひ定期的に名前が書いてあるかチェックをしましょう。

皆さんが、楽しい園生活を送れますように(*´∀`)

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category マナー . 専門家コラム 2015.04.03

Translate »