バイキング形式給食のメリットとは?

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皆さんは、『バイキング給食』という言葉を聞いたことがありますか?

最近の幼稚園、保育園で給食を提供しているところでは、一種の行事として行っているところも増えてきているようです。

また、”毎日バイキング形式で給食を提供しています。”というところもあり、「バイキング形式って何?」「なぜそうするの?」

という声が聞かれたため、今日はバイキング形式給食についてご紹介していこうと思います。

バイキング形式給食とはその名の通り、”子どもが好きなおかずをとっていくスタイル”の給食のことです。

普通の給食のように、先生がよそって配膳するのではなく、自分の好きなもの・量を子どもたちがお皿によそっていきます。

「それだと、好きなものしか食べないじゃない!」という声が聞こえてきそうですね。

まさにその通り。だからこそ、実施している園ではルールがあるはずです。

例えば、

・「必ず全種類とる」

よそう量は個人に任せるけれども、苦手なもの・嫌いなものも必ずとるルールにすると、

”好きなものしか食べない”ということは避けられます。

・「よそったものは残さない」

自分で食べられる量をよそう用に促し、とった分は残さないことで、自己責任の意識が生まれます。

などです。

そして、バイキング形式の一番の利点は、上記でも述べた、『自分で責任を持つ』ということを身に着けられるところです。

また、よそった分は食べきるということは、多すぎると食べきれないため、”自分は今どれくらい食べられるのか?”という自己分析にも

繋がります。そして、それをもとに、「明日はこれくらい食べよう」、「苦手だったものが食べられたから、明日はこれくらい頑張ってみ

よう」という達成感と自身にも繋がります。

それらが、与えられたものではなく、”自分で選択したもの”だからこそ、誇らしく、自己責任能力が自然に身に付くのだと思います。

もちろん、従来の給食でも、達成感などを味わうことは出来ますが、たまには自分で選択する”バイキング形式”を家庭でも行ってみ

ると、親子で食に関しての発見があって、面白いかもしれませんね(*^_^*)

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 食事マナー 2015.04.29

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