子どもの約6割がお風呂嫌い!?~気持ちよくお風呂に促すには~

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さて、今日はいよいよお風呂を嫌がる子にどのように接すると良いのか?についてです。

まず何より大切なのが…子どもの気持ちを組むことです!

例えば、こんなやりとり。

「お風呂に入るよー。」
『やだ!』
「どうして?」
『もっと遊びたいの!』
「そっか~。でもお風呂に入るととても気持ちいいよ~○○ちゃんの体もきれいになって、喜ぶと思うけどな~。お風呂はこんなに大切なんだよ(理由を話す)どうする?」

などと、子どもの気持ちを引き出して、しっかり受け止めてあげることが大切なのです。

子どもが理由を言ったときには、どんな小さなことでもきちんと受け止めてあげましょう。

なぜ嫌なのか?いつなら良いのか?など、子どもの気持ちも聞きながら、お風呂の大切さも伝え、『どうする?』などと問いかけてみましょう。

すると、子どもは子どもなりにきちんと考えてくれるものです。

これは自我が芽生え、自己主張の激しい2歳のイヤイヤ期にも、お風呂が怖い場合にも、同じように子どもと一緒に考えるようにすると良いと思います。

これを繰り返していくと、子どもは“親は自分のことをわかってくれている!”という安心感に繋がりますので、より良い親子関係が築けると思います。

子どもといえども1人の人間です。
気持ちを無視するのではなく、しっかり受け止めて話し合いましょう。

また、さらにお風呂を楽しくするには、ゲーム感覚を持つことです。

こんな言い方は変かもしれませんが、子どもを攻略出来るように頑張りましょう。

子どもは楽しいことが大好きです!
シャンプーで色んな髪型にしたり、洗いっこゲームをしたりなど、様々な作戦を立ててのぞみましょう。

それでもどうしてもどうしてもダメなときには、1日くらい、お風呂をお休みにしてもいいと思います。

浴槽は深く、怖いイメージがある子にはシャワーだけでも十分ですし、アメリカなどではお風呂(シャワー)は肌が乾燥するので毎日ではなく、2日に1度くらいにしなさい!と指導されているそうです。

こちらが意地になってしまうと、子どももますます意地になってしまい、お互いにお風呂の時間が憂鬱になってしまいます。

そうならないためにも、きちんと話し合いをして、ゲーム感覚でお風呂の時間を楽しみましょう!

次回はそんなお風呂がより楽しみになるような絵本をご紹介します。

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 専門家コラム 2015.02.11

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